プロアクティブプラスは他のスキンケア用品と併用しても大丈夫?

プロアクティブプラスを購入した方や購入しようか迷っている方にとって気になるのが、プロアクティブプラスって他のスキンケア用品と併用できるの?併用しても効果は薄れないの?といったことではないでしょうか。

実際に私も初めてプロアクティブを使い始めた頃は、どうやってプロアクティブを使っていけばいいんだろう?と不安でいっぱいでした。

そこでこの記事では、そういった「使い方」に関して不安を抱えている方のために自分が体験してきた実体験からお伝えしたいなと思います。

 

プロアクティブプラスは他のスキンケア用品と併用しても大丈夫

いきなり本題に入りますが、プロアクティブプラスを使用するときは他のスキンケア用品と併用してしまっても全く問題ありません

というよりもむしろ私は併用して使うことをオススメしています。なぜなら現在発売されているプロアクティブプラスの基本セットである「クリアスキンプラン」という3つの商品がセットになっていますが、この3つの製品だけでは肌のトータルケアが難しいからです。

 

ニキビを改善するためには保湿も非常に重要

これは私が他の記事でもなんども言っていることなのですが、ニキビを治すためにはプロアクティブのような肌に繁殖したニキビの原因菌を殺菌するスキンケアと同じくらいに肌の保湿をすることも重要です。

なぜニキビの改善のために肌の保湿が重要なのかということに関してはニキビの原因は洗いすぎ!?正しいニキビケアとプロアクティブ+を使う時の注意点という記事で詳しく記載していますが、ニキビができる原因の1つに肌の乾燥があるからなのです。

しかし実際にプロアクティブの製品を見てみるとどうでしょうか?保湿に値する製品は正直ないと言っていいくらい保湿に関してはケアされていません。(もちろんそれぞれの製品は保湿成分を配合し、保湿力もある程度ありますが、私の基準からするとそれは足りないという意味です)

たしかにプロアクティブプラスはニキビに対して有効に作用するのですが、保湿をカバーした商品がないがために「プロアクティブでニキビが増えた」だとか「乾燥する」だとかいろいろな悪評が立ってしまっているのです。

なのでむしろ、私からするとプロアクティブプラスを使うときには特に保湿系の商品に関してはどんどん併用して使っていただくのが良いと思っています。

POINTプロアクティブプラスは保湿に弱いため、保湿系のスキンケア用品はどんどん併用して使っていくべき

敏感肌の人のためのプロアクティブプラスの使い方【保存版】という記事にも記載していますが、保湿に関して特に重要なのは「肌に水分を与える保湿」と「肌の水分を逃がさない保湿」の2STEPです。

肌に水分を与える保湿というのが、化粧水などの外から水分を与えて上げることで、「肌の水分を逃がさない保湿」というのは乳液などのように水分が逃げないようにフタをしてあげることです。

ちなみに化粧水や保湿クリームの選び方にも注意が必要です。特に女性向けの化粧水や保湿用品は色々な成分が入っていて逆に肌に悪影響な場合もあるので十分注意してくださいね。化粧水や保湿用品の選び方はまた別の記事でご紹介していこうと思います。

併用するならどの順番で使えばいい?

では実際にプロアクティブプラスと他の製品を併用する場合はどの順番で使えば良いのでしょうか?これは私の経験則からでの話になりますがけっこうしっくりきているので、ご紹介します。

併用するものは以下のもので想定してみます。

<併用するもの>
・化粧水
・保湿乳液
・美容液
・化粧下地

いったんこの4つで考えていきたいと思います。男性の方は化粧下地はいらないかと思いますが、最低でも化粧水や保湿乳液はプロアクティブプラスと併用して使って行くことをオススメします。プロアクティブプラスの効果が見違えるほどに変わってきます。

使うプロアクティブプラス製品は以下の3つ

<使うプロアクティブ製品3つ(クリアスキンプラン)>
・スキンスムージングクレンザー
・ポアターゲティングトリートメント
・スキンブライトニングハイドレーター

この3つを使う前提で話を進めていきます。ちなみにこの3つはプロアクティブプラスの基本セットで「返金補償」が付いている、最初にプロアクティブプラスを購入する人が必ず購入するプランに入っている3商品となります。クリアスキンプラン

 

STEP1 スキンスムージングクレンザーで洗顔

まずはスキンスムージングクレンザーで洗顔をしていきます。このとき敏感肌の人は使用頻度や使い方に気をつけましょう。詳しい使い方や注意点は敏感肌の人のためのプロアクティブプラスの使い方【保存版】に記載しています。

 

STEP2 乾く前に化粧水

 

 

 

 

 

 

洗顔が終わったら軽くタオルで水分を拭き取り、すぐに化粧水をつけましょう。このとき、肌の水分が完全に乾いてしまう前に化粧水を付けることが重要です。

肌の水分はすぐに乾いてしまうので、必ず洗顔後すぐに化粧水をつけるようにしてください。そして化粧水はケチケチせずにたっぷりと使いましょう。

なぜ化粧水が2個目のプロアクティブよりも先かと言うと、先ほどもお伝えした通りプロアクティブプラスには保湿ケアの製品がありません。もちろんそれぞれの製品には保湿成分自体は含まれているものの、それだけでは保湿が不十分です。

そのため、まずは化粧水などで水分を与えてあげることが重要なのです。もちろんプロアクティブを塗った後でもいいという意見もあるかもしれませんが、プロアクティブを先に塗ってしまうと化粧水が奥まで浸透しにくくなるので、まず先に化粧水を塗っていきます。

 

STEP3 美容液を付ける

化粧水をつけ終わったら美容液をつけていきます。美容液は肌に水分を与えると同時に、肌の保湿能力を引き上げてくれるセラミドやコラーゲンなどを付与していく役割を果たします。

もちろん美容液によって働きは色々ありますが、美白効果や酸化防止効果というのはプロアクティブにも含まれているのであまり必要ないかなと思います。プロアクティブプラスと美容液を併用するのであれば保湿に特化した美容液をオススメいたします。

この美容液も化粧水が乾ききってしまう前につけていきましょう。

 

STEP4 美容液が乾く前に保湿乳液を塗る

続いて乳液を塗っていくのですが、こちらも美容液が乾ききる前に塗っていきましょう。乳液の役割は肌の水分を逃がさないようにフタをすることです。

そのため水分が乾ききる前にフタをしてしまうことが重要です。

 

STEP5 ポアターゲティングトリートメントを塗る

さて乳液まで塗り終わったら次がポアターゲティングトリートメントです。ポアターゲティングトリートメントはニキビの有効成分であるサリチル酸に加えてグリチルリチン酸ジカリウムという抗炎症効果を持つ成分が含まれています。

つまり出来てしまったニキビに対して効果的に作用してくれるクリームなのです。そのため、水分を与えて水分のフタをすることができたらまずこのニキビへ攻撃してくれるクリームを塗っていきましょう。

ちなみにポアターゲティングトリートメントにはスマートターゲット™ テクノロジーというプロアクティブプラスの独自技術が使われており、毛穴の奥まで有効成分が入り込むように設計されています。そのため美容液や乳液を塗った後でも全く問題なく効果を得ることができるのです。

 

STEP6 スキンブライトニングハイドレーターを塗る

ここまで来たら次はスキンブライトニングハイドレーターを塗っていくステップになります。このクリームはポアターゲティングトリートメントにフタをするような形で塗っていくクリームです。

このクリームには保湿成分が豊富に含まれている他、ビタミンC誘導体の効果によって肌の酸化防止やコラーゲンの生成を促す効果があります。

そして私がこれを最後に持ってきている理由はビタミンC誘導体の効果にある皮脂分泌のコントロール作用にあります。このスキンブライトニングハイドレーターには過剰な皮脂分泌を抑える効果があり、保湿をしながらも過剰な皮脂分泌を抑えてくれます。

これを化粧下地の前のステップで塗っておけば化粧崩れも最大限抑えられますし、男性であれば肌のテカリなども極力抑えることができます。

 

STEP7 化粧下地

そして最後の最後に化粧下地です。ここまでくるともうあなたの肌は綺麗に整えられているはずなので、下地もスムーズに馴染み化粧ノリもすごくよくなっているはずです。

 

まとめ

ちょっと面倒臭いですが、ここまで丁寧に肌のことを考えてケアをしてあげるとニキビにももちろん効果的ですが、ニキビが減るのと同時に肌のキメや毛穴などにも好影響が期待されますので、気づいたら「肌キレイだね」と言われるようになっているのではないかと思います。

また今回ご紹介してきた通り、プロアクティブプラスというのは決して万能品ではありません。やはり完璧なものはこの世にはないので、足りてない部分を補完しながら使っていくことが美肌への第一歩になるのではないかと思います。

今回ご紹介した方法は時間がかかるように見えますが、慣れてくると5分もかからないステップだと思いますので根気強くやっていきましょう。