プロアクティブ+(プラス)は有名なスキンケア用品で多くの愛用者がいますが、口コミや評判を見ると「プロアクティブを使ったら顔がヒリヒリする!」「顔が赤くなった」などの口コミを見る事があると思います。

プロアクティブもやったんやで…
火傷したみたいになった…顔全体が赤くてヒリヒリして痛すぎて水に顔つける日を過ごしましたよ— 水面 浹@返信遅い (@minamo_tooru) 2017年10月26日
若い子チームとの握手で、お肌の話してる時に、
プロアクティブしてるから!
室 「でもあれヒリヒリする!」
わかる!!私もヒリヒリする!!と室田くんとプロアクティブでお肌ヒリヒリしてやめた仲間だったの高まった
(プロアクティブヒリヒリはあるあるなのかな?— 奈緒さん(^-^室田くんの人) (@naosanmomota) 2017年3月28日
こういった口コミを見ると、「やっぱりプロアクティブって良くない製品なんじゃないか?」「自分の肌には合わないかも」「もっと酷くなったらどうしよう、、、」そんな事を考えてしまうかもしれません。
たしかにこういった口コミは嘘ではなく、プロアクティブを使って肌がヒリヒリする事もあるのですが、ヒリヒリしたり赤くなるのには原因があり、同時にそうならないための対策法があります。
そしてその対策法をしっかりと理解し、正しい使い方をすればプロアクティブはあなたのニキビに作用しきっとニキビの悩みから解放してくれるはずです。
ですのでこの記事では、プロアクティブを使ったら「顔がヒリヒリする」や「赤くなる」「乾燥する」と言われている原因についてお伝えしつつ、それらの症状を起こさせないための使い方についてもお伝えできればと思っています。
パッと見る目次
ヒリヒリ、赤くなる、乾燥する原因は4つ考えられる

プロアクティブを使用した際のヒリヒリや赤み、そして乾燥などの原因は大きく分けて4つ考えられます。
<考えられる原因>
・成分が強い
・使い方に問題あり
・肌がもともとダメージを受けている状態
・保湿が足りていない
以上の4つです。これら4つの原因が単発的にもしくは複合的に絡み合う事によって顔がヒリヒリしたり赤くなったりするのです。逆に言えば私の経験上これらの理由以外でプロアクティブプラスの使用によって顔がヒリヒリしたりする事はないはずです。これら4つの原因と対策について見ていきましょう。
原因①プロアクティブ+の成分が強い

まず最初に考えられる原因はプロアクティブの成分があなたの肌にとっては強い刺激を与えるものであるという事です。
これはプロアクティブユーザーの中ではよく知られている事ですが、プロアクティブプラスにはサリチル酸という成分が含まれています。
このサリチル酸というのは殺菌効果や肌のピーリング効果を持っていて、ニキビの原因菌を殺菌してくれたり厚くなった角質層を溶かしてリフレッシュしてくれたりします。
しかし一方で、殺菌やピーリングというのはニキビの原因に有効に働くのと同時に肌にダメージを与えてしまいます。
そのため、稀に肌が弱い人などは顔にヒリヒリする感覚や赤みが出てしまう事があるのです。
しかし、だからと言ってプロアクティブが悪い製品だというのは少々間違っています。なぜならプロアクティブはごく稀に肌に合わない人が出てしまうほどに強いニキビへの効果を、ギリギリまで追求しているともとれるからです。
想像してみてください、単純に肌に優しい製品を作ろうと思えば、GPやグリセリンなど水分に近い優しい成分を使ってそれっぽい商品を作ればいいのに、わざわざプロアクティブは肌に刺激を与えるかもしれない成分を使っているのです。
ではなぜプロアクティブがわざわざギリギリまで効果の強い成分を使うのかといえば、プロアクティブが目指しているのは「ニキビを消滅させる事」だからです。
そのため、ただ単に肌に刺激の少ない製品ではダメなのです。少々肌荒れが起きるくらいの強い成分でないとダメなのです。

成分が強いなら使用頻度を控えればOK

成分が強くて肌がヒリヒリしている場合はどうすればいいかというと、単純に使用頻度を控えればOKです。
例えば1日2回使っているのであれば、その頻度を1日1回、または2 日に1回などに減らしていく。顔全体に満遍なく塗っているのであれば、患部のみに塗るようにする。
たったこれだけの調整ですが、こういった調整をする事によっておそらくプロアクティブを使う事によるヒリヒリや赤みというのはなくなるはずです。
逆にここまでやってもヒリヒリや赤みがどうにもならない場合は、たしかにプロアクティブの使用を控えた方がいいかもしれませんが、基本的に患部だけに塗るようにすればヒリヒリする事はまずないのではないかなと思っています。
原因②使い方が間違っている

2つめに考えられる肌のヒリヒリや赤みの原因は、そもそものプロアクティブの使い方が間違っているという可能性があります。
プロアクティブ+では現在初回購入の際には基本的に3STEPセットという3本の商品と特典の洗顔ブラシなどがセットになったものがほとんどの場合を占めています。
しかしこれらの製品に関する使い方に関してはあまり説明されておらず「とりあえず順番に塗ればいいんじゃない?」と思っている人が大半です。
しかし、これらの商品はそれぞれに特徴があり、それぞれに正しい使い方があります。そのため、正しい効果を知って正しい使い方をしなければ、肌のヒリヒリや赤みを生み出してしまう可能性もあるのです。
下に「これだけはやめて欲しいプロアクティブの使い方」という事でいくつか間違ったプロアクティブの使い方を掲載しておくので見てみてください。もし仮に下に記載している内容と同じ事をしている場合はヒリヒリや赤みの原因は、その間違った使い方にあると思っていただいて良いでしょう。
これだけはやめて欲しいプロアクティブ+の使い方

→プロアクティブの洗顔フォームは基本的に泡が立たない洗顔料なので、泡が立つ洗顔料と同じように洗顔するのはNGです。特にソフトスクラブとはいえ、スクラブが入っていますのでゴシゴシしたり肌の上で転がしたりするのは厳禁です。
→プロアクティブプラスの最初のセットを購入すると付いてくる洗顔ブラシですが、見てわかる通りこれは「ブラシを使って普段届かない毛穴の汚れをとる」という商品ですが、実際のところ肌が弱い人が使ってしまうと、肌にダメージを与えてしまう可能性が非常に高いです。
なぜならこれは単なるブラシであり、基本的に毛穴の汚れや詰まりというのは洗顔などでは取り除く事はできないからです。ですので、肌が弱い方は特にこの製品の使い方には気をつける事をオススメします。
→プロアクティブはたしかに良い製品で、肌に合った使い方をすればニキビに効果的です。しかし人間の肌というのは1人1人状態が異なるので、公式に書かれている使用方法をそのままやってみても上手く行かない事があります。
特にプロアクティイブはその傾向が強い製品で、公式の使い方には「クリームを顔全体にまんべんなく塗る」とありますが、実際に敏感肌の人がこういった使い方をしてしまうとすぐに顔がヒリヒリしたり赤くなったりしてしまいます。
ですのでスタンスとしては「公式の使い方は参考に自分に合った使い方をする」というのがプロアクティブの正しい使い方です。
→おそらくこういう方は多いと思います。何を隠そう私もそうでしたので。プロアクティブって3つの商品がセットになっているし、お値段もそこそこ高いしで、何となく「プロアクティブだけ使っていたら治るんじゃないかな?」と思ってしまう事があります。
しかし実際のところプロアクティブはこの後ご説明する「保湿」という点に関してはかなり不足しているため、盲目的にプロアクティブを使ってしまうと保湿不足によってニキビが悪化してしまう可能性もあります。
そのため、プロアクティブは完璧ではないという事を知っていただいて他の製品も合わせてトータルにケアをしていく事が重要です。

最近、プロアクティブ使ってるとすごい顔が痒くなってヒリヒリするから気になって調べたら使う頻度が多すぎるみたい…しかもめっちゃ間違った使い方してた
— (@YUMEQN) 2015年12月19日
最近またニキビヒドくなって来て久々にプロアクティブ使ってみたけど、あんまりヒリヒリしなかったからまたプロアクティブ再開する〜早く肌綺麗になりたい
— honoka⋆*✩ (@hn_10969_hn) 2015年5月1日
原因③肌がもともとダメージを受けている状態で使っている

プロアクティブを使って肌がピリピリする原因として最も多いのがこれではないかと思います。というのも私もそうでしたが、ニキビに悩んでいる時って本当にいろいろなニキビケアをやっていると思います。
例えばピーリングをやってみたり、色々な商品を使ってみたり、オロナインを塗ってみたり・・・本当に色々な事をやっているとおもいます。
そしておそらく最後にたどり着くのがプロアクティブなのですが、実は多くの方がプロアクティブにたどり着いた時にはもう既に先ほど挙げたような様々なニキビケアをした後だったりします。
すると肌はどんな状態かというと、ものすごーく疲弊した状態になっています。
少なくとも何もしていない肌に比べてニキビケアを繰り返している肌は、肌本来のバリア機能が肌の洗顔や殺菌、ピーリングなどによって低下している可能性が高いです。
そのため、そんな疲弊した肌に対してプロアクティブのような成分の強い製品を使うと途端に肌は敏感に反応し、その結果としてヒリヒリしたり赤くなったりしてしまうのです。
特に、初めてプロアクティブを使う時にこの反応が出る人は肌が疲弊している可能性がかなり高いと思います。
最初に使った時にヒリヒリする場合は1,2週間空けてから使ってみる

初めてプロアクティブを使った時に肌がヒリヒリしたりする場合は、肌が疲弊している可能性が高いです。そのため、そういった場合にはいったん肌を休める事が重要です。
例えばいったん、プロアクティブ以外のニキビケアもプロアクティブも全部やめてただ保湿だけを行って肌を休ませる期間を1週間〜2週間作ります。(肌のターンオーバーはだいたい1ヶ月周期で起きるので理想は1ヶ月ですが、2週間ほど休ませれば経験上大丈夫な気がします)
そして十分に肌を休ませた後にちょっとずつプロアクティブを正しい使い方で使っていきます。すると恐らく今までヒリヒリしていたのが嘘のようにプロアクティブをすんなり使えるようになっているはずです。
実際に私は今でもプロアクティブを使って少しでも肌に熱を感じたりちょっとピリっとするなと思ったら最低3日間くらいは一切使わないようにしています。
このようにプロアクティブがヒリヒリしたり赤くなったりするというのは、実際はプロアクティブには問題はなくあなたの肌に問題がある可能性もあるのです。
正しい使い方でニキビを治していきましょう。
原因④保湿が足りていない

最後に考えられる原因は原因③にもつながるのですが、保湿が足りていないという事です。先ほどもちらっとお伝えしましたがプロアクティブというのはニキビを治すというのは得意なニキビケア用品ですが、「保湿」という点では非常に弱い製品です。
そのため、肌が強い方は保湿をしなくても大丈夫だったりするのですが敏感肌の人などはプロアクティブの殺菌効果などによって肌が乾燥しやすくなってしまうので、保湿をしっかりとしてあげなければ、逆にニキビが増えてしまうという事になりかねません。
そして保湿ができていない乾燥した肌というのは原因③でお伝えした疲弊した肌と同じ事になっているので、プロアクティブを使う事によってヒリヒリしたり赤くなったりする可能性があるのです。
ほとんどの場合、原因①〜④が複合的に絡んでいる

ここまでプラクティブを使った時に考えられる原因を4つの視点でお伝えしてきましたが、実際のところこれらの原因は単発で起こっているわけではなく複合的に絡み合って起きていると考えます。
例えば「間違ったニキビケアで肌がぼろぼろになっている人が、プロアクティブを間違った方法で使用したところ肌がピリピリしてしまった、赤くなってしまった」こんな事が起きているのではないかと思います。
そのためプロアクティブを正しい使用方法で正しく使う事が重要です。とはいえ実際のところ何が正しくて何が正しくないのか分からないと思いますので、敏感肌の人のためのプロアクティブプラスの使い方【保存版】という記事にてプロアクティブ+の使い方をトータルに詳しく解説しています。
ぜひそのページを参考にプロアクティブプラスを使っていただく事でニキビの悩みを解決できるのではないかと思っています。