ニキビの原因は洗いすぎ!?正しいニキビケアとプロアクティブ+を使う時の注意点

ニキビの原因は汚れが溜まっているからではない

ニキビに悩んでいる方の多くが間違っている事があります。それは「ニキビができるのは汚れが溜まっているからだ」という誤った認識です。

この誤った認識を持っていると「ニキビを治すには洗顔しなければならない」と考えてしまい、たくさん洗顔をします。しかし、実はそれは非常に間違った危険な肌ケアであり、そういった間違ったニキビケアをしているといつまでたってもニキビが治る事はありません

この記事では多くの人が間違っているニキビケアと洗顔について、そして正しいニキビケアとプロアクティブ+についてもお伝えできればと思います。

 

ニキビができるのは「汚れが溜まっているから」は間違い!?

ニキビの原因は、皮脂や角質が毛穴に詰まって炎症する事

多くの人が誤った認識を持っている「ニキビができるのは汚れが溜まっているから」というのは半分正解で、半分間違いです。

ニキビができる原因について知っておきたいニキビの基本(なぜできるのか?)とプロアクティブ+の関係という記事で詳しくご説明していますが、ニキビができる原因は「毛穴に皮脂などが詰まって炎症を起こすため」です。

この毛穴に皮脂などが詰まった状態というのを「汚れ」と考えて、「汚れを取るためには洗顔が必要だ」となるのですが、実は「汚れを取るために洗顔が必要」という認識が間違っているのです。

というのも実際に毛穴に詰まるのは単純な皮脂ではなく、「皮脂や角質(皮膚の一番上にある薄い皮)が毛穴にこびりついたもの」だからです。そしてこの「皮脂や角質がこびりついたもの」が栓をするように毛穴を塞いでしまうのです。

つまり毛穴に皮脂が詰まるとき、それは実は単純な皮脂ではなく「毛穴にこびりついた汚れ」であり、そのこびりついた汚れが毛穴を塞ぎ、原因菌を繁殖させ結果的にニキビができるのです。

管理人
そしてこのこびりついた汚れが、皮脂やゴミなどと一緒にダマになったものを「角栓」といいます。

 

こびりついた汚れは洗顔では取れない

こびりついた汚れをどう対処するかが重要

そして厄介なのが、「こびりついた汚れ」というのは基本的に洗顔では取れないということです。そして仮に取れたとしても、こびりついた汚れや角栓を取る事によって肌が傷つき肌の状態を悪化させ、また角栓ができるという悪循環に陥ります。

そのため、重要なのは「こびりついた汚れを作らない事(角栓ができる事を防ぐ事)」とこびりついた汚れ(または角栓)が「自然に取れるように肌の状態を整える」という事です。

では次にどうやって「こびりついた汚れ」や「角栓」ができるのかをお伝えします。

 

こびりついた汚れや角栓ができるのは肌の乾燥のせい

こびりついた汚れや角栓ができるのは、肌が乾燥してガサガサになっているから

ニキビの原因となるこびりついた汚れや角栓ができる原因は実は肌の乾燥にあります。なぜなら乾燥した肌というのは、「皮脂が詰まりやすい、こびりつきやすい環境になっているから」です。

どういう事かというと、通常「乾燥していない」健康な肌の場合、毛穴というのはツルツルのトンネルのようになっています。

しかし肌が乾燥すると、皮脂の通り道は乾燥でガサガサになってしまいます。

するとガサガサになった皮脂の通り道には、徐々に徐々に分泌された皮脂がちょっとずつこびりつくようになってくるのです。

これはマヨネーズなどの容器を想像していただけると非常にわかりやすいのですが、マヨネーズの容器って最初は綺麗ですが、使っているうちに出口にマヨネーズが固まってきて出にくくなってくると思います。

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乾燥した肌というのはまさにこれと同じ状態になっているので、徐々に徐々に皮脂がこびりつき最終的にはそれが毛穴を塞ぐようになってしまうのです。

つまりニキビを予防するためには健康な肌を維持し、皮脂や角質が出てきてもそのまま勝手に取れるようなツルツルな状態の毛穴を状態を作っておく事が必要です。

 

乾燥の原因は洗いすぎと保湿不足

化粧水は保湿になっていません。正しい保湿ケアを

では乾燥はどうして起きてしまうのかというと、それは多くの場合「洗いすぎ」と「保湿不足」にあります。

 

洗顔について

まず洗顔ですが、肌の角質や汚れを落とすために洗顔をすると必ず肌にある皮脂や水分は奪われます。これは洗顔料によって差はあれど、水洗い以外の場合はどうやっても皮脂や水分は失われます

もちろんプロアクティブ+もサリチル酸という殺菌成分が入っていますし、他の洗顔料と同じように皮脂や水分は失われます。

しかしニキビを減らすためには、プロアクティブのような洗顔料を使い適度に洗顔をして殺菌・肌の調子を整えるという事が大事です。

そのためニキビの原因となる「肌の乾燥」を防ぐために重要なのは、「洗顔料を使わない」といった極端な方法ではなく「洗顔料を使う頻度を調整」するという事です。

どういう事かというと、それは単純に洗顔料の使用頻度を減らすという事です。多くの方が朝と夜の二回洗顔を行っていると思うのですが、実はそれは多すぎるのです。

特にプロアクティブ+のようなニキビ専用洗顔料は、ニキビを治すために殺菌成分が入っているので通常の洗顔料よりも若干乾燥しやすくなっています

そのため朝と夜の2回洗顔するのではなく、朝は水洗いにして夜をプロアクティブ+を使った洗顔にします。そうする事によって過度の洗顔を防ぎ、角栓の原因となる乾燥を防いでくれるのです。

乾燥する洗顔料はダメと考える方もいるかもしれませんが、乾燥するのはそれだけニキビに対する殺菌成分が強いからであり、乾燥するからダメという事ではありません。むしろ乾燥しない事だけが取り柄の洗顔料を使っていても重度のニキビは改善しません。

重要なのは乾燥をコントロールしてあげる事です。そして乾燥をコントロールするために重要なのが「洗顔しすぎない」という事。そして次にご説明する保湿です。

 

保湿について

続いて保湿についてです。肌を乾燥から守るためには保湿がとても重要です

保湿って化粧水付けておけばいいんでしょ?もしそんな風に思っているとしたらそれは大間違いです。なぜなら化粧水というのは所詮水分なので、それに対してしっかりフタをしてあげなければすぐに蒸発してしまうからです。

そのため、洗顔をしたあとは化粧水などで水分を補い、そのあとに乳液などでフタをしてあげるのが重要となります。

また肌にはもともと水分を逃さないような働きをする細胞間脂質という組織があります。

 

セラミドという言葉を聞いた事はないでしょうか?

 

この細胞間脂質の代表的な成分がセラミドです。セラミドなどの細胞間脂質は水分を挟み込むようにして肌の中で保つことで、例えば湿度0%でも水分を蒸発させないようにできるとても優れた機能を持っています。

ですので肌の乾燥を守るためには、乳液でフタをする以外にもこのセラミドなどを補給してあげる事も重要です。

しかしこのセラミドは高価なので普通の化粧水には入っていません。

では何に入っているかというと美容液などの中に含まれている事が多いです。美容液って高いなあと思っている方もいるかもしれませんが、セラミドのような有効成分が入っているので高いんですね。※ただし、成分はよくないのにただ高いだけのものもあるので注意が必要です!

オススメの美容液や乳液はまた別の記事でご紹介しようと思いますが、保湿をするためには乳液などでフタをするという事と、セラミドなどの細胞間脂質を補ってあげる。というこの2つの方法があるという事を覚えておいてください。

冒頭でニキビを防ぐには「こびりついた汚れを防ぐ事」とこびりついてしまった汚れが「自然に取れるように肌の状態を整える」という事をお伝えしました。

実はこの2つの事は「肌を清潔にし、しっかり保湿してあげる」事によって達成する事ができるのです。何も難しい事はありません。適度に洗顔をして、きちんと保湿をする。その2ステップであなたの肌は確実に蘇るはずです。そしてこれを守ればきっとプロアクティブ+は有効に働いてくれる事と思います。

この考え方をもとに私が編み出したプロアクティブプラスの使い方を敏感肌の人のためのプロアクティブプラスの使い方【保存版】という記事でご紹介しています。

 

まとめ

プロアクティブ+の効果を最大限に引き出すために正しいニキビケア知識を

私が初めてプロアクティブを使った時はこういったニキビの基本的な知識を知らなかったため逆にニキビが増えてしまうなんて事もありました。

しかし、今回ご説明したような「洗いすぎない」という事と「保湿」という2点を心がけてプロアクティブを使う事によってその効果は目に見えて変わる物となり、どんどんどんどんニキビは減っていきました

「洗いすぎない」と「保湿」このカンタンな2点を意識してプロアクティブ+を使う事できっとあなたの肌は肌本来の力とプロアクティブの力でキレイになっていくはずです。

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