プロアクティブプラスを使ったら肌がつっぱってきた、、乾燥してきた、、そんな口コミがちょこちょこ見られますよね。いまプロアクティブを買おうか悩んでいる方にとっては、肌のつっぱりや乾燥というのは気になるところだと思います。
プロアクティブを3日前から使いだしました。ヒリヒリしてこんなの使って大丈夫??と心配でしたが、落ち着いてきました。肌荒れ、ニキビに良さそうです。クリームをつけた後はつっぱるのでノエビアのクリームをちょこっとつけます。
— ranun (@Ranankororin) 2011年4月25日
プロアクティブ使い始めて5日ぐらいかな
ニキビは驚くぐらい無くなったけど肌がヒリヒリしてつっぱる感じがして赤みがある
不安になって調べたけど使い始め一週間ぐらいの人によくある症状らしい
これを乗り越えるんやー
あたしはプロアクティブを信じる!— とろろマーチ (@tororomachi) 2012年1月22日
実際にSNSなどを探すとこういった口コミがちょこちょことあるので、心配になってしまうかと思いますのでプロアクティブを9年使っている私が「実際のところどうなの?」という率直な感想から、もしつっぱるとしたらその原因は何なのか、使わないほうがいいのか?などなど実体験をもとにお伝えしたいと思います。
パッと見る目次
プロアクティブプラスはつっぱるかも

実際のところどうなの?という問題から見ていきたいのですが、率直に言ってプロアクティブプラスは基本的につっぱりやすい商品かなと思います。※ちなみに私は敏感肌なので、肌が強い人はつっぱらないかもしれません。
プロアクティブの基本セットはSTEP1の洗顔料、STEP2の美容液、そしてSTEP3のクリームと3つの商品があるのですが、特にSTEP2とSTEP3を塗った後につっぱりを感じることがあります。
反対にSTEP1の洗顔は、私はほとんどと言っていいほどつっぱりを感じることはありません。むしろ泥洗顔や泡洗顔のような一見優しそうな洗顔料のほうが私としてはつっぱりを感じています。
なぜつっぱるのか?

ではなぜプロアクティブプラスを使用すると肌がつっぱるのか、というとそれは非常に単純な答えがあると思っています。それは、プロアクティブ+の基本セットには「保湿」という点のサポートが非常に薄いからです。
STEP 1の洗顔料は洗顔なので保湿とは無関係ですし、STEP2の美容液は一応保湿成分は入っているものの得意分野はニキビの炎症を抑えたりすることなので保湿に特化している訳ではありません。そしてSTEP3のクリームも基本はニキビを治すことに注力しているため保湿という観点ではあまりカバーできていません。
つまりプロアクティブはニキビを治すことに特化するあまり、保湿をカバーしきれていない商品なのです。なので、実は多くのプロアクティブユーザーは市販の保湿液や保湿パック、保湿乳液などと併用してプロアクティブを使用しているのです。
洗顔:プロアクティブ+ → 化粧水:雪肌精 → プロアクティブ+のstep2とstep3てやってるからまあ雪肌精の効果もあると思うけど(笑)
— あんず (@_______ranzu) 2017年12月4日
反対に、プロアクティブを過信しすぎて保湿も何もせずにプロアクティブだけを使ってしまうと肌がつっぱる、そして徐々に肌が傷つき、肌がヒリヒリする、肌が赤くなるという状態になっていってしまうのです。
そのため、プロアクティブを使う場合には保湿が重要というのを理解いただけると良いと思います。
プロアクティブ使ってたことありますが、肌の油分がかなり減るので、ニキビも減りますよ~。私は乾燥しすぎてダメでしたが…(^^;本当に人によるみたいですね
— まりあーじゅ (@mariage4649) 2017年8月31日
そしてもし肌のつっぱりが気になるという場合は、敏感肌の人のためのプロアクティブプラスの使い方【保存版】という記事を参考にプロアクティブプラスを使ってみてください。
この記事には、敏感肌の私がプロアクティブでニキビを治すために試行錯誤した結果見つけた保湿も含めたベストな使い方を掲載しています。肌の乾燥やつっぱりが気になる方はぜひ試してみてください。
つっぱりが気になるならプロアクティブの化粧水はオススメしない

肌のつっぱりや乾燥が気になる場合の基本的な対処法というのは化粧水や保湿クリームを塗ることだと思いますが、その際にプロアクティブプラスの化粧水を使用するのはあまりオススメしません。
というのもプロアクティブプラスの化粧水は収れん化粧水という種類の化粧水のため(要はアルコールが蒸発するのを利用して毛穴をキュッと引き締める作用のある化粧水)、肌の水分を奪いがちでアルコールの刺激もあるため、肌が弱い人にはオススメできない化粧水だからです。
もちろんこういった収れん化粧水を使うことによって毛穴が一時的に整えられてクリームが浸透しやすいなんてこともあるのかもしれませんが、敏感肌や乾燥しがちな肌の人にとっては基本的に悪影響しかないと考えられるのでオススメできません。
とはいえ、プロアクティブの化粧水には当然ながら市販の化粧水にはないニキビに有効な成分も入っているので全く悪い製品という訳ではありません。ただ、使い方やどんな肌に使うのかによって大きく効果が別れてきますので、敏感肌の方は気をつけるのが良いと思います。
市販の化粧水を使っても効果は減らないのでご安心を

プロアクティブ+を使って肌がつっぱる場合は市販の化粧水や乳液などをという話をしましたが、1つ気になる疑問が「プロアクティブ以外の製品を使っても効果が半減したりしないか?」ということだと思います。
これはたしかに大きな問題ですね。特に性格が几帳面できっちりされている方にとっては、そういった中途半端な使い方というのは抵抗があるかもしれません。
しかし実際のところ市販の化粧水など併用してもプロアクティブプラスの効果はまったく減ってはいないという風に個人的には感じています。むしろ肌に無理をかけずに大事に労わりつつプロアクティブを使用しているためプロアクティブの効果を最大限に引き出せているのではないかと思います。
というのもニキビの原因というのは実は肌を傷つけ過ぎてしまっていることや、肌の乾燥などによる場合が多いからです。そのためプロアクティブと併用して市販の保湿製品を使っている場合は、逆に十分な保湿ができているためニキビが減りやすい可能性さえあります。
ニキビの原因などについては知っておきたいニキビの基本(なぜできるのか?)とプロアクティブ+の関係という記事に記載していますのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ

プロアクティブプラスは肌がつっぱりやすい商品である可能性が高いです。しかし、市販の保湿製品などと併用して活用することで大きなニキビ改善効果を得られる可能性もあります。
必要なのは製品の特徴を理解し、どのようにして自分の肌に合うように使い方をカスタマイズしていくか、そこにあるのではないかと思います。
実はプロアクティブを使ってニキビを改善したというユーザーさんは多くの場合、経験値の中から「保湿が必要」ということを理解しているためプロアクティブと市販薬を併用しています。そうすることによってプロアクティブの効果を最大限に引き出し、最短でニキビを改善しているのではないかと思います。
ちなみに私はこのことに気づくのに数年かかり、それを知ってようやくニキビを改善することができました。